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藤が丘駅前地区再整備計画とは


2018年、藤が丘駅前の昭和大学病院と藤が丘ショッピングセンターの老朽化による建て替えにあわせ、駅周辺を一体開発する目的で、横浜市、東急 (株)、昭和大学の三者による協定締結が行われました。
そして「藤が丘駅前地区再整備基本計画」が開始されました。
 
計画の主な内容は、昭和大学藤が丘病院を駅前公園の場所に移転建設 (病院の営業を継続しながら建て替えをスムーズに行うため)、建設終了後に、旧病院を解体し、周辺を公園として利用 (病院と公園の場所の入れ替え) というものです。新病院は横浜市が設定している高さ規制 (20m) を大幅に緩和し、60mの高さを計画しています。藤が丘ショッピングセンターは下層階に商業施設を導入し、その上にマンションを建設。同じく高さ規制を緩和し、31mのビルに生まれ変わる計画です。同時に駅前ロータリーを整備し、駅前地区を一新する計画となっています。
 
計画の詳細は、横浜市のホームページで見ることができます。
藤が丘駅前地区 横浜市 (yokohama.lg.jp)

シミュレーション

藤が丘駅前再整備計画の内容をイメージしやすいよう、公開されている情報に基づいて「藤が丘を未来につなぐ会」が独自にシミュレーションした動画をご用意しました。

藤が丘駅前再整備計画

藤が丘駅前再整備計画

動画を再生

​出典: 国土交通省 PLATEAU にて公開されている3D都市モデルを加工して作成

ご意見募集

2023年3月30日に約500名分のご意見を横浜市に提出しましたが、今後も継続的に皆さまのご意見を横浜市へ提出いたします。よろしければご意見をお寄せください。

送信が完了しました。

藤が丘を未来につなぐ会について

再整備区域に隣接するマンション「ソルジェガーデン」は、計画の影響を大きく受けるにもかかわらず、再整備計画の範囲外ということで、その内容についてほとんどの住人が知りませんでした。そこで、管理組合が主体となり、東急 (株) を招致し住人説明会を独自に開催、計画の周知を図ると多くの住人から計画見直しを求める声が高まりました。

こうした意見を持つ人は、ソルジェガーデンに限らず多数いるのではと考え、新たに「藤が丘を未来につなぐ会」を発足し、藤が丘駅周辺に住む方々への情報提供と、収集した情報を横浜市などに伝えて、住人に寄り添った計画修正を求める活動をしています。

​このWebページを印刷物等でご紹介いただける場合は、こちらのQRコードをダウンロードしてご利用ください。クリックするとダウンロード用に元画像を表示します。

藤が丘を未来につなぐ会のQRコード

私たちの提言

私たちは、この再整備計画が、住人の意思を組み入れたものになることを求めています。説明不足により、住人が知らぬ間に計画が進み、気が付いたときは住みにくい街になっていた等ということがないようにすべきです。

これまで、高さ規制緩和した45mのマンション建設に反対の声を多数いただき、500名を超える意見書を横浜市と東急 (株) に届けました。2024年3月に策定された計画でマンションの高さが45mから31mに変更されたのもこれらの意見が大きく影響したものと考えます。しかし、昭和大学病院は駅前公園の場所に60mの高さで必要なのかといった疑問に十分答えられているとは思えません。住人としてどこまで許容できるのか、声を上げるべきだと思いませんか。一人でも多くの方に再整備計画をよくご理解いただき、意見を述べる場を作ります。私たちと一緒に、「住人に寄り添った計画」になるよう修正を求めていきましょう。

活動履歴

2022年7月3日 第1回ソルジェガーデン (向け) 再整備計画説明会を実施

・再整備計画の影響を強く受けるマンション「ソルジェガーデン」住人に当計画が周知されていないことから、マンション管理組合が東急株式会社を呼んで実現

169名が参加し、従来の高さ規制を大幅に超えるマンションの建設に対して、反対等の意見が多数でる。

 

2022年8月  マンション内に「藤が丘駅前地区再整備検討委員会」を設置

・マンション住人の多数の意見や日影等影響に関する質問等について、継続的に東急株式会社や横浜市に伝え回答を求めていく趣旨で活動開始。

 

2022年10月14日 横浜市都市整備局と面談

・高さ規制を緩和する計画について、住人の反対意見を伝えたうえで、規制緩和理由を問うも返答を得られず。

 

2023年1月 ソルジェガーデン居住者アンケートを実施 (有効回答数195戸)

136戸 (約7割) が現計画の一部またはすべてに反対を表明

 

2023年2月19日 第2回ソルジェガーデン (向け) 再整備計画説明会を実施

・第1回の不安や疑問が解消されないため、東急株式会社を招き、住人質問中心の説明会を実施。

157名の出席があり、計画への不満や修正を求める声が多数でる。

 

2023年3月   ソルジェガーデン内で再整備計画意見書の収集

・ソルジェガーデンの住人の声を具体化するため、書面で意見書を募集。意見書は、多数の反対意見書を横浜市に提出。

 

2023年3月5日  藤が丘を未来につなぐ会を発足

・再整備計画に対する意見収集をソルジェガーデン内だけでなく、近隣居住者にも広げていくため、「藤が丘を未来につなぐ会」を発足。

 

2023年3月26日 第1回再整備計画住人説明会を実施

・藤が丘近隣住人に、再整備計画の内容を知ってもらうために、「藤が丘を未来につなぐ会」主催による説明会を実施。参加者から計画に対する反対や不満の声を収集。

 

2023年3月30日 藤が丘住人482名分の意見書を横浜市都市整備局に提出

・ソルジェガーデンの意見書や、住人説明会等で集まった意見書 (482名分) を横浜市に提出、計画の見直しを要望。

 

2023年5月14日 第2回再整備計画住人説明会を実施

・第1回に続き、住人に向けた説明会を実施

 

2023年8月21日 横浜市都市整備局と面談

・(再整備計画の意見書の追加提出) および意見書に対する回答を求めるも、返答を得られず。

2023年11月5日 藤が丘駅前地区再整備計画に関する「意見交換会」を実施

​・約50名の方が参加。当日資料および寄せられたご意見はこちら

2023年12月1日付 横浜市議会に陳情書を提出

・「藤が丘駅前地区再整備計画の商業住宅ビル建設のために高さ規制を45mに緩和する措置をとらないこと」および「駅前再整備計画を策定するまえに、横浜市が住民と十分な対話を行うこと」を陳情。

2023年12月21日付 横浜市議会に提出した陳情書への返答を受領

​・高さ規制緩和反対への返答⇒「容積率や高さを適正に誘導することが必要と考えています」
つまり必要な容積を十分考えて、高い建物にすることにしましたという、これまでの見解を変えるつもりはない、と暗に伝えてきたものと思われます。

2024年1月22日 昭和大学病院と面会

​・意見交換会での発言内容をもとに住民説明会開催を要望したが、賛同を得られなかった。質問書を送付し、回答を得た。

2024年3月20日 横浜市都市整備局、東急株式会社、学校法人昭和大学が揃って、藤が丘を未来につなぐ会を来訪
・3月28日に発表予定 (当時) の再整備基本計画の説明を受ける。藤が丘を未来につなぐ会からは、住民からの意見聴取機会の設定等を求める。

2024年4月27日 「宮前区を考える会」との情報交換会を開催

​・「宮前区を考える会」は、鷺沼駅前で進んでいる「鷺沼駅前再開発事業」に対して、市民の意見を訴える活動をされています。

2024年9月14日 「横浜青葉まちづくりフォーラム」との情報交換会を開催

​・「横浜青葉まちづくりフォーラム」はまちづくりに関わる提言活動や住民・市民団体によるまちづくり支援活動をされています。

メンバー募集

一緒に活動してくださるメンバーを募集しています。fujigaoka.kento@gmail.comにメールしてください。

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