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昭和大学病院との面会

  • 執筆者の写真: 藤が丘を未来につなぐ会
    藤が丘を未来につなぐ会
  • 2024年2月18日
  • 読了時間: 8分

2024年1月22日昭和大学様と面会を行い、意見交換会での発言内容をもとに住民説明会開催を要望しましたが、開催しない理由について、主に下記内容のご返答を頂いています。

【昭和大学様のコメント】

◎説明会について

ご要望のあった住民説明会については、対象範囲や周知方法が限定的であり、地域の一部の方に対してのみ説明することになるため開催しませんが、今後、事業者主催にて幅広く地域の皆さまに向けての説明会の開催を予定しています。その際にはポスティング等でご案内しますので、ご理解のほどよろしくお願いいたします。


◎個別対応について

上記の説明会開催までの期間でご質問等、確認したい内容がある方につきましては、随時個別での対応もしております。HP等で昭和大学含め事業者の各担当部署連絡先も公表しており、ご連絡いただけるほか、藤が丘駅前には「藤が丘まちづくりステーション」で再整備基本計画について直接お問い合わせいただける環境も整えております。ご意見者の関心はそれぞれ異なるため、複数名集まる説明会と比べて、個別にお話しすることでより理解を深めていただけると考えておりますので、遠慮なくご連絡ください。

藤が丘を未来につなぐ会より皆様に


このようなご回答がありましたが、それに対する皆様のご意見がありましたら、ぜひ藤が丘を未来につなぐ会Webページの「ご意見募集」にご記入をお願いいたします。


以下にて藤が丘を未来につなぐ会としての意見を記載します。


今後、事業者主催にて幅広く地域の皆さまに向けての説明会の開催を予定しています。

⇒事業者説明会は、計画策定後に開催予定です。計画策定後は大きな計画修正は行われることはないのが通常のようです。決まってからより、決める前に説明や話し合いが必要と主張してきましたが、残念ながら受け入れていただけませんでした。


ご意見者の関心はそれぞれ異なるため、複数名集まる説明会と比べて、個別にお話しすることでより理解を深めていただけると考えております

⇒個別対応という名のもとに、住民の意見を封じ込めてしまう感じを受けます。多様な意見があるので、いろいろ話し合って考えていくのが健全だと思っておりましたので、話し合いの場を持たないことは非常に残念でした。

質問書への回答

昭和大学病院様には、意見交換会で皆様から頂いた意見をもとに質問書を出しておりました。こちらのご返事をいただいたので、併せてご覧ください。

  • 意見交換会の意見まとめを読んでどのように思いましたか?

意見交換会の意見まとめについて、拝見させていただきました。主要なご意見に対する回答については以降設問の回答とさせていただきます。 これまで、横浜市、東急株式会社と三者でまちづくり協定を2018年10月締結して5年以上が経過し、ワークショップを2回、藤が丘駅前地区再整備基本計画素案公表からは原案公表にかけて説明会、意見募集を重ねており、その中でいただいた意見の中には今回と同様の意見も含まれており、現在公表されている「藤が丘駅前地区再整備基本計画 (原案)」では、「補足資料」という形で、これまでいただいた主なご意見に対する計画の考え方についての資料を公表させていただいております。そちらの資料も参考にしていただき、その上でご不明な点、ご質問等がございましたら個別でご説明もさせていただきますので、お問い合わせください。

  • 藤が丘の象徴の一つである駅前公園が駅前からなくなる (離れた場所に移設される) ことに反対の声が (子育て世代の母親を中心に) 多数出ていますが、そのことについてどう思いますか?

ご意見の通り、我々としても藤が丘駅前公園も藤が丘を象徴する大事な施設の1つであると考えております。 昭和大学藤が丘病院は横浜北部地域の中核的な病院として高度医療を担っていますが、建築から約50年が経過し高度医療への対応や耐震性への課題を抱えており、今後も継続して医療を提供し地域医療に貢献するためには、建替による機能更新が急務となっています。 現位置での建替えの場合、建替え期間中の医療継続ができず、医療法改正や医療の高度化への対応等で整備後必要な床面積も増えることから、現状のような医療提供が困難となります。藤が丘において地域の皆様に継続的な医療を提供するためには、隣接する駅前の公園・駐輪場等の限られた敷地に先行して新病院を建てることが必要と考えております。 公園の移転にあたっては、現況公園と同等の機能や規模を確保しつつ、段差のない平場の空間を中心とし、遊び場や地域活動の場等に利用しやすい公園となるほか、公園に隣接する病院敷地内のオープンスペース部分は、公園と連携し多様なアクティビティと人々の交流を促し、公園を中心とした人と人を結びつけるコミュニティの拠点を形成すると共に、地域住民の健康に資する場として公園の機能向上に寄与します。また、夏祭りをはじめとする地域活動も踏まえ、引き続き、日常的な利用や地域のコミュニティ活動に寄与する空間として整備します。 駅方面からはバリアフリーで回遊しながらアクセスできるルートを確保するなどアクセス性や利便性に可能な限り配慮し、今後も地域住民の皆様に愛着を持っていただけるような公園となるよう、引き続き計画を検討してまいりますので、ご理解の程よろしくお願いいたします。

  • 60mという高さが景観や日影ばかりでなく周辺に圧迫感を与えることが反対の理由の一つになっています。ビルをもっと低くすることは検討しなかったのですか? また、その理由をお聞かせください。

病院建替えにあたっては、再整備後の病院に必要な医療機能から、建物規模を検討しており、建替え期間中も地域の皆様に継続的に医療を提供するために隣接する駅前の公園・駐輪場等の限られた敷地に先行して新病院を建てることが必要と考えております。 また、現行医療法の遵守やこの先の高度急性期医療への対応等には今よりも多くの床面積が必要となります。その上、藤が丘駅前地区は「横浜市民防災情報 わいわい防災マップ (洪水、内水、高潮浸水想定区域)」によると、駅前広場、藤が丘駅前公園、藤が丘病院の一部が浸水想定区域になっています。災害拠点病院としての機能を果たすためには、浸水への対策が必要であり、医療機能は地上部に配置する必要があります。 横浜市においては、将来的に人口は減少に転じるものの、65歳以上の高齢者 (特に75歳以上) は増加していくため、医療需要は高まることが予測されます。このことからも現状と同等程度の医療機能の確保が必要となり、限られた敷地の中で計画すると、約60mの建物高さがとなりますが、病院北側の歩道拡幅、道路境界からの建物壁面後退によりオープンスペースを設け、歩行者空間の拡張や憩いの空間を創出するほか、建築デザインの工夫や建物高層部の壁面後退により北側市街地や歩行者への圧迫感低減に可能な限り配慮した計画とする予定です。 青葉区唯一の三次救急指定病院、災害拠点病院として、地域のみなさまに住み慣れた地域で安心して医療を受けられるよう引き続き検討してまいりますので、ご理解のほどよろしくお願いいたします。

  • 駅前公園の場所に病院を移設することで、継続営業と建替えを両立させる計画になっています。現在の場所で営業しながらでも、少しづつ建替え進める方法は検討しなかったのですか? またその理由をお聞かせください。

現位置での建替えの場合、建替え期間中の医療継続は困難です。また仮に現位置で建て替えた場合、現行医療法への適合や医療の高度化への対応等に必要な施設規模が確保できなくなり、医療サービスの低下や三次救急機関、災害拠点病院として北部方面の医療体制にも影響を与えることとなります。 地域のみなさまに住み慣れた地域で引き続き安心して医療を受けていただくためにも既存病院を利用しつつ、隣接する駅前の公園・駐輪場等の限られた敷地に先行して新病院を建てることが必要と考えております。

  • どのようなビルを完成しようとしているのか、なぜその必要があるのか、病院側の計画や考えが十分に伝わっていないまま計画が決定することに、不満や不安を強く感じる人がたくさんいるようです。そうした不満に対して、計画が決まる前に病院側から積極的に理解を求める行動は必要だと思いませんか? また、そのために何かやろうと思っていることはありますか?

再整備基本計画策定後、事業者主催の説明会の開催を予定しており、その際には周辺地域に向けてポスティング等で広く一斉にご案内することを考えております。加えて、病院の計画や考え方について、事業者主催の説明会前にご質問等ある方につきましては、適宜、個別対応を受け付けております。 HP等で昭和大学含め事業者の各担当部署連絡先も公表しており、ご連絡いただけるほか、藤が丘駅前には「藤が丘まちづくりステーション」で再整備基本計画について直接お問い合わせいただける環境も整えております。これまでもいくつかお問い合わせをいただいており、ご意見者の関心はそれぞれ異なるため、複数名集まる説明会と比べて個別にお話しすることで、より理解を深めていただけると考えております。 ご不明な点、ご質問等ございましたら、お問い合わせいただけましたら適宜ご説明させていただきますので、遠慮なくご連絡ください。

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